おでこの汗が止まらない!顔面多汗症かも?

顔汗をかく男性

 

特に暑いわけでもなく、運動をしたわけでもないのに、おでこや髪の生え際から滝のような汗が流れ出して止まらない!

 

汗を気にすればするほど、どんどん噴き出してきて、まるでシャワーを浴びた後のようにおでこも前髪もビチョビチョに濡れる・・・なんてことありませんか?

 

それは、顔面多汗症と呼ばれる病気が原因かもしれません。

 

あなたの顔汗はどう?顔面多汗症の診断チェック!

まずは、あなたを悩ましている顔からの汗が、顔面多汗症によるものか自己チェックしてみましょう。

 

病院の皮膚科などを受診したときに使われる「多汗症の診断基準」を使って、あなたに当てはまる項目がいくつあるか確認してみてください。

 

汗が異常に多くなる原因疾患が特に無い場合で、以下の6項目の中で2項目以上に当てはまる場合、多汗症の可能性があると考えられます。

多汗症の診断基準

  • 最初に汗を自覚したのは、25歳以下である
  • 左右対称に発汗がある
  • 寝ている間は汗をかいていない
  • 1週間に1回以上、汗が多いと自覚する出来事がある
  • 家族にも汗が多い人がいる
  • 汗によって日常生活に支障を来している
 

病院での多汗症の最終診断は、この診断基準をもとに発汗検査を行い、その結果も併せて診断が確定されます。

 

あくまでも診断基準は参考チェックとしてご理解ください。

 

顔面多汗症は男性に多く、手汗もある?

男性の手

 

顔汗が止まらない顔面多汗症は、女性よりも男性に多いといわれています。

 

男性に多くみられる原因はまだ解明されていないようですが、顔汗だけでなく、手汗も多い手掌多汗症を合併しているケースが多いそうです。

 

あなたの汗はどうですか?

 

おでこや耳の上からの汗が止まらない

おでこの汗

 

顔面多汗症の症状として多いのは、おでこや耳の上の髪の生え際付近からの汗です。

 

頭皮からの多汗症も併発している場合は、後頭部や側頭部からも汗が流れ、洗髪後のように髪の毛も濡れてしまいます。

 

ハンカチでは抑えきれずに、ハンドタオルを何枚も持ち歩かなくては間に合わないほどに、大量の顔汗をかくこともあります。

 

顔汗のきっかけは緊張やトラウマ

 

顔面多汗症は、精神性発汗味覚性発汗の要素があると考えられています。

 

主に、人前で緊張したときや、慣れない人と会話をするときなどの心理的な不安やストレスがきっかけになることが多く、「他の人の視線が気になる」「ふと、汗が出たらどうしようと意識した」など本当に些細なことでも顔汗が止まらなくなります。

 

また、ラーメンやお鍋などの熱い物や辛い食べ物を食べたときの刺激がきっかけになって、食事中に顔汗がダラダラと流れます。

 

食事が終わったとしても、顔汗が多いことを同伴者に指摘されたり、お店にいる他の客の視線が気になったりすれば、顔汗はさらに止まらなくなったりします。

 

人目が気になる女性

 

「おそらくこの状況だと、また汗をかくだろう・・・」

 

「また汗をかいて恥ずかしい思いをした・・・」

 

という、汗にまつわる負のトラウマが悪循環を招いて、どんどん顔汗スパイラルから抜け出せなくなり、思春期から20年以上も長期にわたり顔汗の悩みを抱えることもあります。

 

顔汗のせいで人と話すのが苦手になったり、緊張しやすい重度のあがり症になったりして、消極的な性格になりやすいとされています。

 

顔面多汗症の原因は、交感神経の過活動

顔面多汗症などの原発性局所多汗症の原因は、発汗に関与する自律神経が原因の一つと考えられています。

 

自律神経のひとつである交感神経は、体温や心理変化で汗を出すように指令する役割がありますが、多汗症の人はその交感神経の反応が他の人よりも強すぎるそうです。

 

そのため、顔面多汗症を治すための最終手段となる手術は、顔汗を支配する交感神経を電気メスで遮断する手術(ETS手術)が行われます。

 

顔面多汗症の治療方法とは?

治療方法は、日本皮膚科学会の治療ガイドラインを参考にすると、以下のような流れが一般的なようです。

個々の重症度や検査結果によって治療の流れは随時変更されますし、受診する医療機関による治療方針や設備などによっても異なります。

 

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